やまぶん薬局《薬学講座》

毎日、大雨と新型コロナのニュースが続く日々が続いていますね。

先日、学校薬剤師として担当している小学校の薬学講座に行ってまいりました。

静岡市の学校では一年に一回、薬の飲み方、お酒、タバコ、薬物の害についての薬学講座を行っています。

今年は先生からのお願いもあり、薬学講座のはじめに新型コロナウイルス感染症についての話をしました。

見えない敵というのは恐ろしいもの。

その正体を知ることで正しく対処する方法が分かります。

コロナウイルスは一番外側が油の膜でできています。

ですから、アルコールがなくても、界面活性剤（石けん、洗剤など）でウイルスを壊すことができます。

静岡市はまだ広く感染も広がっておらず、これからが本当の意味での感染との戦いが始まると考えられます。

過度に恐れず、しかし、しっかりとした対策をもって生活していきましょう

昨年ここのブログでも紹介した、咳エチケット、今年はみんなバッチリ知っておりました。

感染症対策を行っている人が多かったので、昨年末から今年初めのインフルエンザの罹患者は、とても少なかったそうです。

今回の流行で、みんなが感染症の対応策を知り、実践する方法を学べたことは、悪いことばかりではなかったかもしれません。

新型コロナウイルス感染症については、正確な情報や科学的根拠に基づいた行動が必要です。

国立国際医療研究センター https://www.ncgm.go.jp/

などから最新の情報を得ることをお勧めします。