やまぶん薬局《静岡の桜の開花は、なぜ東京より遅いのか》

こんにちは春ですね〜!

先週静岡市でも開花宣言があり、街のあちらこちらで、きれいな桜が咲き始めました。

 

東京はすでに満開のようです。

早く心置きなく花見をしたいですね。

 

20数年前静岡に越してきてから、ここは全国的にも暖かい土地なのに、なぜ桜の開花宣言が東京より遅いのか、ずっと不思議でした。

 

それが昨年、あるラジオを聴いていて謎が解けました。

 

その秘密は冬芽の中にある植物ホルモン、

アブシシン酸とジベレリン!

 

冬芽の中にアブシシン酸が残っていると、開花しない。

アブシシン酸は冬の寒さにさらされると少しづつ減っていく。

 

静岡は冬暖かいので、冬芽にあるアブシシン酸が減らないことが開花が遅れる理由だそうです。

 

冬にしっかり寒くなる東京の方がアブシシン酸が先になくなり開花するとのこと。

 

ラジオはすでに聞けなくなっていましたが、その時の番組の記事は残っていたので、もっと詳しく知りたい人はこちらを読んでみてください。

https://www.nhk.or.jp/radio/kodomoqmagazine/detail/20200325_02.html

 

子どもの頃、こども電話相談室というラジオ番組が大好きでした。

この番組はそれの後継番組のようで、「子ども科学電話相談」という名前で、毎週日曜日の午前1005分~1150分に放送しています。

大人が聞いても楽しいですよ。おすすめです。